better days

日々それなりに生きています。

美しい恋の終わり

「美しい恋にするよ」と言った彼の言葉を信じていた私は随分と前に死んでしまいました。それでもまだこうして彼のことが気になってしまうのは彼を想う気持ちがまだ私の中にあるからなのか、ただの未練、残滓なのか。

いろいろなことがあって心がつらかったときに光を差し伸べてくれたのが彼でした。画面の向こうの彼は眩しく輝いていて、まるで太陽のように私の心を照らしました。前向きな彼の言葉には何度も救われました。彼も頑張っている、だから私も頑張ろう、と。彼の存在が、言葉が、歌声が、全てが私の支えでした。だからこそ、心から愛していたからこそ、私は彼の軽率すぎる行動に心底失望しました。あんなに好きだったのに、あんなに好きだったから。勝手に感じてただけのくせの愛が大きすぎて、その反動で今もまだ彼を許せていませんし、今後もきっと許せることはないと思います。会ったこともない人のことを、フィルターを通した言葉だけで理解した気になって、勝手に理想の彼を頭の中で組み上げて。夢から醒めてしまえばはいおしまい。って、なんて愚かで自分勝手なのでしょうね。でも、幸せな夢を売る存在が、幸せな夢を買うことを楽しみにしている人間に悪い現実を売り付ける行為は決して許されることではないと私は思うんです。清廉潔白を求めているわけじゃないよ。"悪い"現実をひとつも求めていないだけであって。

美しかったことは美しかったままで終わらせてほしかったなあ。最後まで美しい夢を見せてほしかった。「美しい恋にするよ」と言ったから信じていたのに。

 

さようなら、私の美しかった恋。